令和6年第3回長崎市議会定例会は、9月2日から9月20日までの19日間の日程で開催された。一般会計の補正予算は、施策の推進に係るもの7億8,848万2 千円、内示等に係るもの4,941万千円、赤潮被害緊急対策に係るもの3億432万2千円、災害復旧6,600万円など一般会計に12億1,224万7千円、特別会計7,478万5千円の補正総額12億8,703万2千円円が可決された。その内、新東長崎工場建設事業費ごみ焼却施設建設においてインフレスライド条項に基づき5億6,401万7千円を増額、道路新設改良事業費(虹が丘町西町1号線)において積算支援業務の成果をもとに再度積算したところ、工事費が大幅に増加したため、不足する工事費を3億円増額し期間を1年延長した。
条例改正では、福田地区公民館を使いやすく、集いやすい地域コミュニティの拠点とするため、公民館を廃止しふれあいセンターを設置する一部を改正する条例、長崎市伊王島海水浴場交流施設条例及び長崎市伊王島ふれあい広場条例を廃止する条例など。工事の請負契約の締結について(長崎ブリックホール調光器盤更新工事)、(端島炭坑跡護岸施設補強工事その3)、(日見大曲・宿町団地第1期整備事業)など、人事2件、予算3件、決算2件、条例8件、その他8件、報告5件を可決・同意した。また、議員提出議案の「被爆体験者の一刻も早い救済を求める意見書について」、「被爆体験者の一刻も早い救済を求める決議について」は、全会一致で採択となった。令和5年度会計決算議案13件は、閉会中の各常任委員会に付託された。