長崎地方の昨日(18日)の天気は雨模様、一日中降ったり止んだり、夕方近く所用のため八幡町付近を訪ねた。中島川沿いの飲食店の玄関前には、長崎市の花「アジサイ」が開き、通行人も立ち止まりシャッターを切っていた。日常歩く生活道路沿いや庭先でも、アジサイの花が少しずつ花開いてきた。「アジサイ」は、出島のオランダ商館医シーボルトのお気に入りの花で、愛妻お滝さんの名前にちなんで「オタクサ」という学名を付け、欧州に伝えた事でも知られている。長崎市では、コロナ禍前には「ながさき紫陽花まつり」が実施されていたが、近年は眼鏡橋がある中島川沿い、シーボルト記念館などに、規模を縮小して展示される。雨の長崎、紫陽花の時季を迎えている。