長崎市議会地域づくり・人口減少対策特別委員会は、さる6月22日(金)「地域づくり・人口減少対策特別委員会」を開催し、「地域コミュニティのしくみづくり」、「モデル事業の概要と進捗状況について」調査した。長崎市では、現行の小学校区または連合自治会の区域を活動範囲とし、様々な地域課題に対応できるよう、地域コミュニティのしくみづくりに取り組んでいる。連合自治会や社会福祉協議会支部、育成協議会など各団体が連携した「地域コミュニティ連絡協議会」の活動が、平成30年度モデル事業としてスタートしている。モデル事業地区は、茂木、式見、土井首、深堀、横尾、南長崎地区の6地区で課題や目標を掲げる「まちづくり計画書」を策定し活動を行っている。現在、長崎市は「人」、「拠点」、「資金」の面から支援するとし、地域課題の解決・負担軽減・住民の参画などに取り組んでもらい効果を検証することとしている。
協議会の活動テーマは、「自分たちのまちは、自分たちでよくする」。人口減少、少子高齢化など地域を取り巻く環境が大きく変わるなか、これからも暮らしやすいまちにしていくために、私の地元でも1月に(仮称)福田小学校区コミュニティ連絡協議会設立準備委員会を立ち上げ、福田地区のまちづくり計画書の策定に向け準備を進め、5月26日に「福田小学校区コミュニティワークショップ」を開催した。ワークショップでは、「福田についてみんなで話そう」をテーマに、グループ毎に福田のよかところ、危ない個所、福田の歴史、福田にこれがあればいいのに、福田の道路事情、福田の自然、地域の伝統行事など多岐にわたる意見・要望があがった。今後、それぞれ分野別に取りまとめ、まちづくり計画書の策定に活かす必要がある。現在、それぞれの地域において連絡協議会設立に向けた話し合いが行われている。