2023年5月18日(木)「東長崎縦貫線の状況」!

三菱重工グループ労連長崎地区本部生活相談室は、統一地方選挙改選後の5月16日(火)昼休み各地区(造船・造機・管理・香焼)の組合事務所において「生活相談室議員団の職場進出」を行った。この職場進出は、定期的に各地区の組合事務所に出向き、組合員の地域の苦情や相談事などを受け、関係先と連携をとり改善を図っている。生活相談室の議員団は、改選前は10名(県議2、市議5、町議3)から改選後8名(県議2、市議4、町議2)となっている。私(井上)は造船地区に出向き、統一地方選挙において組織内候補者全員当選のお礼、長崎市・諫早市の当初予算や議会の動きについて報告を行った。機関人(代表委員)からは、東長崎縦貫線の進捗状況、長崎駅周辺・長崎スタジアムシティプロジェクトの進捗状況や交通対策の状況についての質問があった。

東長崎縦貫線のエリアは、高度経済成長による人口増加を背景に道路・公園など、公共施設の整備と土地の利用増進を図り、良好な市街地の形成を目的として、昭和50年に東長崎地区土地区画整理事業を開始した。東長崎縦貫線は、田中町の切通交差点から中里町の長崎運輸支局付近に至る、延長6,470㍍(供用済区間2,070㍍)の一般国道34号と並行して東長崎地区を横断する都市計画道路である。現在、本路線は未整備区間3,500㍍のうち、土地区画整理事業により整備を行い、長龍寺地区付近から彩が丘入口までの300㍍の区間が令和3年度に完成、これに続く700㍍の区間は平成28年度に「地方創生道整備推進交付金事業」に採択され、整備工事等が勧められている。また、この区間に続く1,140㍍の区間は令和5年度から着手となる。

この道路整備により、肥前古賀駅前及び古賀町交差点付近での国道34号との結節によりダブルネットワーク化が図られ、渋滞緩和はもとより利便性の向上、緊急時の安心・安全が確保されることから、地元の方々も熱望されており、本市も早期整備を進めていく。国道34号との接続をはじめ、残る1,360㍍の区間は計画中である。道路整備工事は、5年・10年ピッチの期間を要するため、多くの地権者のご理解とご協力が必要不可欠である。そのために行政は、関係する地域住民への道路整備計画の十分な説明が求められる。

タイトルとURLをコピーしました