東京都は7月9日、新型コロナウイルスの感染者が新たに224人確認されたと発表した。1日当たりの感染者数では、緊急事態宣言中の4月14日の208人を上回り、東京周辺（神奈川25人、千葉22人、埼玉22人）でも感染が確認され、都市部での増加傾向が顕著になった。長崎市では、7月3日長崎大学病院の実習生が県内18例目（市内2例目）と確認がされ、7月8日同病院に入院中（個室）の60才代男性が陽性と確認されている。同病院は、接触があったと思われる231人にＰCR検査を実施し、230人が陰性と確認され、1人が再検査と発表されている。県内の感染者確認は、クルーズ船コスタ・アトランチカの集団感染を除いて19人目、同市で3人目となっている。また、5月31日に出港した「コスタ・アトランチカ」の乗組員で、市内の指定医療機関に入院していた最後の1人が退院し、帰国の途に就いたと報じられている。県境を越える移動が解除され、本日（10日）からイベントの制限も緩和される中、プロスポーツ観戦も行われる。コロナ対策を十分行い、新しい生活様式での行動に努めよう。