長崎市は4月、野母崎総合運動公園水泳プールを9月1日に廃止し、プール跡地周辺の地層で相次いで発見されている恐竜化石の調査拠点となる「長崎恐竜博物館(仮称)」の基本構想を公表した。コンセプトを「長崎市産の恐竜をテーマに、石炭が出来た時代を経て現代までの長崎市特有のストリーを持つ博物館」とし、近くに野外調査地を整備してフィールドワークなどを充実させた施設にするとしている。恐竜博物館は述べ床面積2,250平方㍍(常設展示面積650平方㍍)のほか、来館者が見学できるオープンラボ方式の研究・保管設備なども整備する予定で、総工費は約17億4,000万円。2019年度に建設に着手し、2021年10月の開館を目指している。