「明治日本の産業革命遺産」は、2015年5月4日に世界文化遺産登録の勧告が出て、構成資産の「端島炭鉱(軍艦島)」や「旧グラバー住宅(グラバー園)」などゴールデンウィーク(GW)期間中に観光客が急増した。今夏の世界文化遺産登録を目指す「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」について、国際記念物遺跡会議(イコモス)は近く国連教育科学文化機関(ユネスコ)に登録の可否を勧告する。GW期間中前後に登録勧告が出た場合、長崎市内の潜伏キリシタン関連遺産の「大浦天主堂(南山手町)」、「出津教会(外海出津町)」周辺がマイカーでの来訪者で駐車場含めて混雑が予想される。長崎市は施設周辺に誘導員を配置し、受入れ体制を強化して対応することにしている。