長崎市防災機器管理室は、7月6日から8日の大雨に係る被害状況等を発表した。7月6日14時40分「避難準備・高齢者等避難開始」を長崎市内全域にレベル3を、同日15時「避難勧告」を琴海・外海・三重地区にレベル4を、同日17時20分「避難指示(緊急)」を9地区(琴海、外海、三重、滑石、式見、福田、西浦上、中央、小榊))にレベル4を発令した。7月7日17時20分「避難勧告」を11地区(東長崎、日見、茂木、小ヶ倉、土井首、深堀、香焼、伊王島、高島、三和、野母崎地区)に発令し、7月8日5時10分「避難指示(緊急)」及び「避難勧告」は解除された。指定避難所への避難状況は、7月6日23時現在72か所、344世帯570人、7月8日12時現在13か所21世帯32人となっている。被害状況及び対応状況(8日12時現在)は、人的被害なし、物的被害は建物被害1件、がけ崩れ45件、河川氾濫3件、床下浸水1件となっている。今日の気象状況は、梅雨前線の停滞により、概ね雨で雷を伴い激しい雨が降る所があるとしている。大雨により地盤が緩んでおり、土砂災害には十分注意する必要がある。(写真は元船地区、長崎市は8日晴れ間が続いた)