長崎市消防局・長崎市婦人防火クラブ連絡協議会等は、11月17日(金)13時から長崎ブリックホールにおいて約1,000名の参加のもと「第49回市民防火のつどい・平成29年婦人防火クラブ長崎地区大会」を開催した。開会冒頭、平石消防局長より「熊本地震・集中豪雨災害など地域の生活圏を脅かす災害が発生している。自助・共助、地域の事は地域で守る、婦人防火クラブとの連携は必要不可欠であり、今後とものご支援・ご協力をお願いする」との開会の言葉が述べられ、田上市長より、「長崎大水害から35年経ち長崎の街の形も変わっている。地域防災の要である婦人防火クラブに対しての日頃のお礼、災害に強い地域コミュニティづくりに取り組む。斜面地が多い長崎では災害に対する備えが大切で防災意識を高めよう。」との挨拶があった。
来賓挨拶では、日本防火防災協会理事長より「いつどこで何があるか分からない、地域防災の担い手として婦人防火クラブは大きな役割を果たしている」、野口市議会議長より「行政と議会が一体となり防災・防火の啓発に努める」など祝辞が述べられた。その後、火災予防に功労のあった婦人防火クラブに「安全功労者総務大臣表彰(団体)」の伝達が行なわれ、婦人防火クラブ会長在職20年・10年、少年消防クラブ会長在職10年に対し、長崎市消防局長より表彰状・記念品が贈呈された。「市民防火のつどい」は、火災予防の重要な役割を果たしている婦人防火クラブを主体に、市民防火組織の構成員が一堂に会し、防火意識の高揚と会員相互の連帯意識を深め、火災のない安全で安心な住みよいまちづくりを目指すもの。秋も深まり本格的な冬を迎える時期となり、ストーブ等を扱う機会が増えて来ますので、お互い火の取り扱いには十分注意したいものです。