長崎市老人クラブ連合会(北野健一郎会長)は、11月4日ホテルセントヒル長崎において「連合会役員(6名)と現職議員(9名)の懇談会」を開催した。老人クラブ連合会は、スポーツを通じ会員相互の健康と健康保持のために、介護予防の推進につとめ、広く市民の高齢者に対する理解と協力を図ることを目的としている。それぞれの老人クラブは、率先して地域での活動に取り組み、地域の繋がり、人と人の繋がりが重要となる中、長年培ってこられた豊富な知識や経験を地域や若い世代につなぎ、地域の活性化に努められている。懇談会では、担当者からクラブ数は233、会員は11,649人、クラブ減少傾向は役員等後継者不在・体調不良でクラブ数、会員数の減少傾向に歯止めをかけるべき、仲間を増やす組織の強化を目指しているなど、長崎市老連の組織の現状について。会員減少への取り組みは、会員の高齢化、後継者の不足、魅力やPR不足、サロン・自治会との連携不足など現状と課題について、その対策として組織拡大や研修の充実など活動の説明があった。その後、意見交換の中で、行政などへの提出書類は事務の簡素化に努めるべき、県市職員OBへの加入の働きかけること、地域内の諸団体と連携を図るなどのアドバイスがあった。