2021年11月7日(日)「弱虫ペダルマンホール完成」!

長崎市上下水道局は、11月6日長崎港松が枝国際ターミナルにおいて長崎市下水道供用開始60周年記念事業として関係者が集い「弱虫ペダルマンホール完成記念セレモニー」を開催した。本市の近代水道が明治24年に横浜、函館についで日本で3番目に始まり。その後、昭和36年に下水道の供用が開始して60年の年月が重ねられた。今回、人気漫画「弱虫ペダル」の作者である「渡辺航(わたる)氏」が長崎市出身との縁で、市内の東西南北地区の風景などイラストを、キャラクターと合わせてデザインマンホールとして描いて頂いた。このマンホールが設置されると、自転車愛好家の方や「弱虫ペダル」のファンの方だけではなく、市民や旅行者など様々な方が、デザインマンホールを探して長崎市内を周遊されることが期待できる。

弱虫ペダルは、自転車競技に打ち込む高校生の青春を描くスポーツ漫画で、「週刊少年チャンピオン」で連載され、単行本は74巻まで刊行し、累計発行部数は2,500万部を突破している。弱虫ペダルに絡めた地域活性化は、昨年度の小学生まちづくりコンテストで福田葉瑠さんが提案、アイデアを渡辺航さんに協力依頼し実現した。デザインマンホールはすべて異なるキャラ27点、そのうち描きおろしの5点のキャラの背景には、「長崎港松ケ枝国際ターミナル」、「稲佐山展望台」、「長崎街道中里ふれあい公園」、「長崎恐竜博物館」、「道の駅夕日が丘そとめ」が描かれている。市は既に9点を野母町や中里町、伊王島など9カ所に設置、残り18点も来年3月上旬まで随時取り付けられる。長崎市はセレモニーの中で、渡辺航さんを市の観光大使に任命した。

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