2019年11月25日(月)「ローマ教皇核廃絶を世界へ発信」!

フランシスコローマ教皇は11月24日(土)来崎し、松山町の爆心地公園で「核兵器のない世界は可能であり必要だと確信している」と訴え、世界各国の政治指導者に対し行動を促した。ローマ教皇の来崎は、1981年2月雪が降る中でミサを執り行ったヨハネ・パウロ2世以来2度目、雨が降る中会場には約900人が集まり教皇を見守った。教皇は演説で、長崎について「核兵器が人道的にも環境に悲劇的な結末をもたらすことの証人である町」とし、核保有国と非核保有国の溝が深まる中で、相互不信によって兵器使用を制限する国際的な枠組みが崩壊する危険があると訴え、世界の国々や市民社会などにも核兵器廃絶に向けて「一致団結しなければならない」と求めた。教皇は被爆地から核兵器の非動さと、人類愛と平和の尊さを被爆地長崎から世界へ発信した。

タイトルとURLをコピーしました