令和3年第1回長崎市議会定例会は、2月22日から3月12日までの19日間の日程で開催された。2021年度一般会計当初予算は、MICE(コンベンション)施設「出島メッセ長崎」に41億1,640万円、新庁舎建設工事費97億2,050万円、恐竜博物館建設費2億3,790万円、長崎開港450周年記念事業負担費6,500万円、LED道路照明灯(996灯)整備費1億8,360万円、公園灯整備費1億7,250万円、一般会計予算総額2,243億8千万円。観光施設事業5億3,183万5千円、国民健康保険事業537億4,988万1千円など特別会計予算総額1,136億766万2千円。水道事業164億7,668万6千円、下水道事業226億3,979万9千円の公営企業会計予算総額391億1,648万5千円、3会計総額3,771億414万7千円が上程され可決した。
条例改正は、本市における犯罪被害者等の支援に関し基本理念を定める「犯罪被害者等支援条例」、デジタル化の推進に関する必要な事項を調査審議する長崎市DX推進委員会の設置及び平和公園再整備基本計画検討委員会を設置する「付属機関の条例の一部改正」、長崎市子ども広場条例を廃止する条例、公の施設の指定管理者の指定について(古賀地区市民センター、池島炭鉱体験施設)、財産の取得について(タブレット型パソコン及び周辺機器)など、人事2件、条例17件、予算25件、その他12件、報告8件を、議員提出議案2件もそれぞれ可決・承認・同意した。また、特別委員会は、「長崎駅周辺整備・交通結節対策」、「ポストコロナ経済対策」、「ポストコロナ交流人口拡大」の3特別委員会を設置した。3月11日・12日は一般質問が行われ、各会派の代表6人が登壇する。