長崎くんち「後日」の昨日9日、お旅所に安置された諏訪、住吉、森崎の三社のお神輿が諏訪神社に戻る「お上り」があり、長崎の秋の風物詩「長崎くんち」は3日間の幕を閉じました。庭先回りでは、あでやかな踊りを披露する今博多町の「本踊」、根曳衆が豪快に引き回す魚の町「川船」、ユニークでダイナミックな舞を披露する玉園町「獅子舞」、マリンブルーの江戸町「オランダ船」、くんち奉納踊りの“代名詞“ともいえる籠町「龍踊り」などが披露され、異国情緒あふれる音色などに市民や観光客は魅了されました。
幸いにも昨日17時頃、市役所から帰宅途中にNBC別館前で魚の町「川船」の庭先回りに出会い、子ども船頭の素晴らしい技の「網打ち」を見る事が出来ました。タイミングが良かった!何か良いことがありそうな気が・・・。「おくんち」の人出は、昨年より2万人減の約23万人との報道であるが、長崎の街も活気付いたと思います。おくんちが過ぎれば本格的な秋到来、地域伝統行事の「里くんち(秋季大祭)」も開かれます。里くんちは、五穀豊穣・ふるさとの繁栄や安全祈願、感謝の気持ち等それぞれの伝統文化が地域に引き継がれています。この長崎の貴重な財産・郷土の誇りを次世代に繋いで行きたいものです。(写真は庭先回りの様子を昨日9日に撮影)