2021年3月11日(木)「東日本大震災から10年」!

甚大な被害を出した、東日本大震災から10年を迎えた。巨大津波が人と街をのみ込む光景、原発事故で故郷を離れる人々の姿、瓦礫に埋もれた街など、あの3.11東日本大震災を忘れてはならない。死者、行方不明、震災関連死は約22,000人に上る。全戸40万超が全半壊し、復興庁によると約41,000人が今も避難中であり、岩手・宮城・福島の3県42市町村の9割で、高齢化が進み働き手世代の流出も止まらず、減少率は全国の3.5倍のペースで人口が減少している。国は被災地に寄り添って、今後とも一つひとつの課題をクリアして復興に全力を尽くしてほしい。時間の経過とともに、被災地への関心が薄れがちになるが決して忘れてはならない。大震災を契機に、それぞれの地方自治体では自主防災組織の結成や、防災マップづくりも行われている。地球温暖化の影響か、局地的な自然災害も多発するなか、過去の災害の教訓を活かし、日常の備えと防災・減災の意識を持ち続けなければならない。

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