2021年4月20日(火)暴力追放「いのちを守る」市民集会!

暴力追放「いのちを守る」長崎市民会議(田上富久会長)は、4月17日10時から長崎市民会館文化ホールにおいて地域・防犯団体や関係団体のメンバーなど約110人が集い、暴力追放「いのちを守る」長崎市民集会を開催した。この市民集会は、平成19年4月に起きた伊藤一長・長崎市長射殺事件を受け、長崎市、市民、事業者、関係機関・団体などが一体となって暴力追放に取り組みことにより、市民が安全で安心して暮らすことが出来る地域社会の実現を図るため、平成20年4月に発足し今回14回目の集会となった。4月を「暴力追放強調月間」とし、「いのち」を大切にする想いを共有するため事業が行われている。主催者を代表して田上会長は、「暴力を追放し、安全安心な町を守るというのはコロナ過でも重要。長崎開港から450周年の節目の年、長崎は人の力で築かれてきた町。よりよい町になるよう、一歩一歩前進して行きたい」との挨拶があった。

来賓挨拶では、市議会を代表して私から「青色回転灯防犯パトロール、挨拶運動、様々な見守り活動により、犯罪件数は大幅に減少している。暴力追放の機運を後世に引き継ぎ、犯罪のない安全で安心なまちづくりに向けた取り組みを進める」など挨拶を行った。市民会議総会では、深堀代表幹事より令和2年度事業報告、令和3年度事業計画の「いのちを守る」長崎市民集会、暴力追放「いのちを守る」広報啓発事業、予算が提案され確認された。暴力追放「いのちを守る」宣言では、島崎副会長より「市民の生活に不安や脅威を与える全ての暴力や差別は許さない。国際平和文化都市である長崎からあらゆる暴力を排除し、暴力追放の輪を広げよう」などの宣言が行われた。コロナ禍の中、昨年は感染拡大のため中止したが、今年は感染拡大防止対策区を行い、例年実施していた暴力追放パレードは取りやめ、人数制限・規模の縮小、時間短縮などを行い実施された。

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