2023年7月10日(月)「小中学校の適正配置」!

長崎市議会令和5年第4回定例会における一般質問の概要を掲載する。質問:現在の小中学校における適正配置の進捗状況と今後の見通し、併せて学校施設の保全は?回答:地区ごとに実施計画(案)を作成し、複式学級を有する過小規模校や老朽化の進んでいる小規模校を優先して取り組んでいる。平成29年以降、尾戸小、川平小の2つの小学校と式見中、江平中、南中の3つの中学校について、それぞれ隣接校との統合を決定している。少子化が更に加速していく中、子どもたちの教育環境の改善や向上については、確実な取り組みを進めて行かなければならない重要な課題であると認識している。今年度は、小規模化し複式学級を有する手熊小の桜が丘小への統合、小規模化と学校施設の老朽化が進む、桜馬場中、片淵中、長崎中の3つの中学校の統合を中心に、保護者及び地域の皆さまとの協議を進めている。

今後も引き続き、保護者や地域の皆様のご意見を十分に伺いながら学校規模の適正化と適正配置に取り組んでいる。学校施設の保全は、老朽化の著しい校舎等は、一斉に建替えや大規模改修の時期を迎え、多大な財政負担を強いられることになるため、令和3年3月に「長崎市学校施設長寿命化計画」を策定している。この計画の中で、学校施設の更新は従来の建替えのみならず、学校の状況に応じて、施設の機能回復に加えコンクリートの中性化対策など構造体の劣化防止を図る。改修は事後保全から予防保全への転換を図ることで施設の長寿命化を推進し、効率的な施設整備に努めるとの回答があった。

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