長崎市消防局・長崎市婦人防火クラブ連絡協議会等は、11月13 日(水)13時から長崎市民会館文化ホールにおいて「第56回市民防火のつどい・令和6年婦人防火クラブ長崎地区大会」を開催した。開会冒頭、狩野消防局長より「集中豪雨・台風の影響など地域の生活圏を脅かす災害が発生している。自助・共助、地域のことは地域で守り、初期消火活動など婦人防火クラブとの連携は不可欠であり、今後とものご支援・ご協力をお願いする」との開会の言葉が述べられた。次に、柴原副市長より「能登半島地震・能登半島集中豪雨など発生している。災害に強い地域コミュニティづくりに取り組む必要があり、斜面地の多い長崎では災害に対する備えが大切である。火災予防、安心安全な街づくりに努めよう」との市長メッセージが代読された。
来賓挨拶では、長崎県副知事より「県内37クラブ5,500人の献身的な活動に対するお礼。地域でのネットワークの連携が重要であり、地域の担い手確保、地域見守り体制の強化が必要である」とのメッセージが、長崎市議会岩永議長より「地域防災の担い手として婦人防火クラブは大きな役割を果たしている。行政と議会が一体となり防災・防火の啓発、災害の予防対策に努める」など祝辞が述べられた。その後、火災予防に功労のあった上田の浦赤松婦人防火クラブに「安全功労者内閣総理大臣表彰」、十人町1の組婦人防火クラブに「安全功労者総務大臣表彰」への伝達が行なわれた。また、婦人防火クラブ会長在職30年1人、20年6人、10年9人、少年消防クラブ会長在職10年2人の対象者に対し、長崎市消局長より表彰状・記念品が贈呈された。