第215回特別国会は11月11日招集され、石破茂首相は衆院本会議での首相指名選挙の決戦投票で立憲民主党の野田佳彦代表を破り、第103代首相に選出され、第2次石破内閣が発足した。国民民主党の玉木雄一郎代表は、同日国会内で記者会見し、一部週刊誌による不倫報道をおおむね事実と認め謝罪した。国民民主党は、先の衆院総選挙で公示前の7議席から4倍の28議席を獲得、「手取りを増やす」経済政策の実現を目指していたが、国民の信頼を裏切る形となった。この様な時こそ、国会議員・地方議員団が一致協力して、総選挙で訴えた政策実現に向けて注力すべきである。自民、公明、国民は昨日(12日)経済対策の協議を開催、国民は賃上げ支援策などを要望、年収が103万円を超えると所得税が発生する「年収の壁」の見直しを経済対策に盛り込むよう求めた。