2024年11月12日(火)「長崎郷土芸能大会」!

長崎郷土芸能保存協議会は、11月10日(日)13時から長崎市民体育館において「長崎郷土芸能大会」を開催した。長崎郷土芸能大会は、郷土“長崎”の貴重な民俗芸能の保存と顕彰を図り、市民の皆様の伝統芸能に対する関心と理解を深める目的で開かれ47回目の開催となる。保存協議会加盟団体は、三重地区、琴海地区、式見地区、東長崎地区、深堀地区など14地区の50団体が加盟し、今年は初出演の「にしうみ和太鼓研究会(琴海)」、「ささら浮立保存会(東長崎)」、「滑石竜踊保存会(西浦上)」、昨年に続いての出演「高島鼓響塾姫大蛇(高島)」、「矢上町コッコデショ保存会(東長崎)」の5団体320名超が出演した。

開会セレモニーは“シャギリ“で、長崎くんちの各町奉納踊りに付属する囃子として、市民の耳に焼き付いており、道中の際に演奏されている「八橋」は、シャギリ保存会だけに伝承されている。にしうみ和太鼓は、昭和62年西海町コミュニティ活動の一環として町おこしを目指し、西海地区自治会の若手を中心に発足している。ささら浮立は、約260年前五穀豊穣や雨乞いを祈願して始まり、現在は毎年7月上旬田畑が一段落し田植え後のお祝いとして地区の五穀神社に奉納されてきた。竜踊は、明治10年雨乞いと五穀豊穣を祈願するため、滑石太神宮の氏子が本籠町の指導を仰ぎ、太神宮に奉納したのが始まりといわれ、モッテコーイ!モッテコーイ!の声が、会場全体に響いていた。

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