三菱重工労組長船支部は、昭和44年に組織内候補「小宮武喜氏」を国政に送り出し、「小渕正義氏」「高木義明氏」と議席を守り「額に汗して真面目に働くものが報われる政治」を目指してきたが、7年前の郵政選挙時より逆風はさらに厳しく涙をのみました。いつものことであるが、戦う前から「三菱の高木は大丈夫!」との声も聞かれるなか、マスコミの情勢分析は相手候補一歩リードの報道がなされ、最後まで組織の末端まで危機感が共有できなかったと思われます。今回の師走総選挙、大勝の自民党294議席、大惨敗の民主党57議席、日本維新の会54議席、公明党31議席、みんなの党18議席を獲得等、政党が乱立するなかでの「政権交代」となりました。
16日(日)の開票速報、20時過ぎには出口調査、取材状況等を踏まえて各マスコミより、自民大勝・民主惨敗の報道が流れ、事務所で開票を見守る支援者に緊張が漂いました。その後、長崎県内選挙区の出口調査結果等、相手候補が僅差でリードしているとの報道も流れ、さらに緊張が高まりました。そして、相手候補の当選確実の報道が流れ、小選挙区での惜敗となり、はじめて敗北の弁を聞くことになりました。しかしながら、最後まで諦めない気持ちが「高木義明氏」の比例復活当選に繋がったと思います。私も、同じ組織内議員として公示前から選挙本番まで、街頭でのアピール活動、支援団体の挨拶回り、電話戦術、街宣活動等、前回以上の行動をとりましたが相手候補を捉えることが出来ませんでした。ご支援・ご協力を頂きました皆様に感謝申し上げます。