長崎港に3日連続客船が入港、新型コロナウイルスの感染拡大で激減した、国際クルーズ船が約3年ぶりに寄港した。長崎市では、久々にやってきた国際色豊かなクルーズ客を市民らが歓迎し、インバウンド(訪日客)による地域経済の回復が期待される。長崎港松が枝国際ターミナルには、3月16日に「オイローパ2」(マルタ船籍、4万2000トン)」が、3月17日に「アマデア(バハマ船籍、2万9.000トン)」が、3月18日に「シルバー・ミューズ(バハマ船籍、4万791トン)」が、それぞれ寄港した。国際クルーズ船の入港は2020年2月以来、3月20日にはダイヤモンド・プリンセスが寄港し、来月末までに約20隻分の打診があるという。2020年長崎港の船内で集団感染が発生し、県はこれを踏まえ、感染症対策の運用方針と緊急時対応計画を独自にまとめ、受入を再開している。