長崎市は、さる10月27日に新型コロナウイルス感染症に関する「長崎やさしいまち宣言」を行った。この宣言は、コロナ禍で感染者、医療関係者やその家族への誹謗中傷や、事業者などへの風評被害が出ている。誰もが感染するリスクのあるウイルスについて正しく知り、コロナで困っている人や頑張っている人を応援するため、やさしいまちになることを目指している。やさしいまち宣言は、「医療関係者や感染者等に対して差別やいじめはしません!」、「風評被害をなくします!」、「コロナ禍で頑張っている人を応援します!」を宣言している。現在、自治会、企業・団体、小・中学校、商店街・商業施設などに配布し、各所で掲示してもらうことで市民への浸透を図っている。また、長崎市はコロナ関係のいじめや差別について相談を受ける「人権相談窓口」を、市役所本館1階に開設している。相談日は祝日や年末年始を除く第4水曜日の午前10時から午後5時まで、事前予約や電話での相談は市人権男女共同参画室(☎095-826-0026) 。