2011年12月3日(土)大震災で生じたがれきの受け入れ・・・!

石巻市のがれき置き場東日本大震災で生じたがれきの広域処理受け入れは、震災から8カ月過ぎた現在、東京都を含め7自治体が受け入れを決めている。環境省によれば、広域処理の対象となる岩手・宮城県の両県の震災がれきは計2,045万トン程度、これは両県から出る年間一般廃棄物量の11年~19年分に相当すると言われています。国は、4月に全国の自治体に広域処理の意向を調査、572市町村が受け入れに前向きであったが、10月調査では放射線への不安もあり、「検討中」が48市町村に激減したと報道されています。

11月定例会より長崎市議会の一般質問のなかでも、「東日本大震災のがれき処理対応について」の質疑が行なわれ、長崎市の見解が示されました。市長は、広域処理が必要という認識はあるとしながら、安全性を市民に説明し、理解してもらえるだけの情報が十分に揃っていないとして「保留」として回答、引き続き情報収集に努めと行くとの説明がありました。がれき処理は、被災地の復興を進めるうえで最重要課題であり、国も詳細なデーターを開示しながら、がれき処理の安全性を具体的に示し理解を求め、一刻も早い生活再建に向けた復旧・復興に繋げてもらいたいものです。

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