2021年9月7日(火)「9月補正予算の主な概要」!

長崎市議会の総務、教育厚生、環境経済、建設水道の4常任委員会は、9月3日(金)から条例の一部改正や補正予算、所管事項調査などの審査が始まったので、その主な補正予算の概要について掲載する。新型コロナ感染症に係るまん延防止等重点措置の適用に伴い、飲食店等への「営業時間短縮要請協力金(補正予算第13号、8月24日専決)」に加え、補正予算第14号(8月27日専決)で増額した経費8億6,014万6千円。長崎市代表コールセンターが入居している建物が令和4年度から内装改修工事を予定しており、工事の騒音等が運営に支障を来すことから、コールセンターを民間オフィスビルに移設するコールセンター運営費841万円。発達障害児等の早期診療・療育に向け体制の強化を図るため、診療室・訓練室を増やす改修工事等を行い、待機期間の縮小に繋げる障害福祉センターの改修費1,560万円。「あぐりの丘」に全天候型の子ども遊戯施設を整備するにあたり、車椅子やベビーカー等の利便性の向上を図るため、入り口付近のスロープ改修や、雨天時の車からの乗降用等としてカーポートの設置などを行うスロープ改修費ほか3,050万円。

新型コロナウイルス感染症のまん延防止を図るため、接種体制を構築して予防接種を実施しているが、集団接種に係る経費等が不足するため増額する予防接種費5億7,618万2千円。有害鳥獣被害の相談件数が増加傾向にあり、鳥獣侵入防止資材貸与の申請が予想を大きく上回り、見込まれる貸与数量が確保できないことから、鳥獣侵入防止資材を追加で購入するための経費を増額する経費1,562万8千円。市内小中学校の校舎等内外に設置されている工作物及び機器などの目視等による点検を行った結果、劣化が著しい設備について補修、取替等を行うとともに目視等による点検では安全性の判断が困難であったものについては、専門業者による点検を行う校舎等維持補修費9,089万1千円。入所児童の保育環境の向上及び待機児童の解消を図るため、民間保育所の定員増を伴う施設整備及び老朽施設の整備に係る経費を助成する補助金3,673万1千円など計上され、各常任委員会において審査されている。

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