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8月22日開かれた長崎市議会観光客誘致・受入対策特別委員会の調査概要を掲載する。この特別委員会は、コロナ禍による観光業への影響を把握し、観光をめぐる都市間競争のさらなる激化に備え、観光客誘致と受入体制における課題を整理するとともに、観光客増加のための施策の推進に寄与することを目的に調査、検討している。昨日の掲載はイベント関連を掲載したが､今回はナイとエコノミーの推進につながる事業を募集して、事業者の自主的かつ主体的なチャレンジを支援、夜間消費の回復・拡大を図るもの。令和3年度採択事業(15件応募、3件採択)は、①6月19日から毎週土曜日に実施されている「長崎港ヨットクルーズ＆ディナー」､年内は全て予約で満杯。②夜の中島川をサップで回遊する「九州初！文化を伝えるナイとサップ」、9月3日・4日に1回目予定されている。
次に､③のもざき恐竜パークにて現実空間にデジタル恐竜が出現するMRコンテンツ等を提供するするツアー「Madsサービスを活用した次世代ナイとライフプランパッケージ」、11月4日～6日の3日間予定。令和4年度採択事業(4件応募、3件採択)は、①オランダ商館長が長崎奉行をもてなすイメージの旅行商品「商館長の夜～出島で綴る音楽と演舞」、令和5年1月試験ツアー実施。②稲佐山中腹公園エリアのライトアップ整備を行い、地元事業者等30社程度の食や雑貨のマルシェを開催する「稲佐山ナイトフェスタ」、9月から毎週第3土曜日に開催。③交流人口拡大のための音楽と地元食材を中心としたバーラウンジ「ナガサキの夜はステキ」、令和5年2月店舗オープン予定など、補助事業が進められる。是非､将来の事業化に繋がるよう期待する。
