2012年2月14日(火)長崎市水産業の振興策について!

出港前の以西底曳網漁船私の支援労組である全日本海員組合長崎支部に所属する組合員の皆様が、昨日13日(月)16時過ぎから三重魚市場港から以西底引き網漁業に出港する、漁船(4組8隻)を見送りました。今回の漁の期間は、1週間程度で寄港し水揚げしたらすぐ漁に出て行くとの事であり、大漁と航海の安全を祈念致します。長崎市の水産業の振興策は、その豊かな水産資源を強みとして、水産業の振興策の指針となる「第2次長崎市水産振興計画」を策定し、「魚のまち長崎の強みを活かした水産業の発展」を基本理念に各種事業を展開しています。

以西底曳網に出港する漁船振興策としては、「安定した水産資源の管理・回復」「やる気、収益性アップの経営体づくり」「豊かな水産物をいかした魚のまち長崎イメージアップ」の3つの目標に向かってイベント開催、体験活動、情報発信などを行ない消費拡大に努めています。平成24年度は、藻場再生の活動支援、新規漁業就業者の確保、水産業の協業化の推進、魚のまち長崎の情報発信等について重点的に取り組むこととしています。以西底引き網漁業については、今後とも、若年層の船員確保・育成、高度な漁労技術の伝承、老朽化した遠洋・沖合い漁船の新造船建造支援、原油価格変動を適切に魚価に反映出来る制度の確立に取り組むなど県や国に対して継続的な要請活動を行なって行きます。

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