福田地区自治会連合会(川原勇会長)は、3月25日10時から福田天満宮において各地区自治会長・遺族会、民生委員・関係者らが出席するなか「福田地区戦没者慰霊祭」を執り行った。慰霊祭では、自治会代表及び遺族代表から献灯が行なわれ、その後、主催者より「終戦から73年を経て尊い命を捧げた事は忘れえぬ、深い悲しみ・苦しみを乗り越え生きぬいてきた。尊い犠牲の上に立って、今日の発展がある事を後世に引き継がねばならない」、来賓より「祖国を想い・家族を守るため国難に殉じられた。ご遺族を想えば戦争を繰り返してはならない。戦争の悲惨さと平和の尊さを語り継がねばならない」との追悼の言葉が述べられた。
福田地区の戦没者は約180名、原爆被災者等35名で合計215名の御霊が祭られている。私も人類の平和と幸せを願いながら玉串奉天を行った。当初、慰霊碑は、福田丸木地区の墓所前に建てられていたが、約40年前に福田天満宮の境内に移転され、春季大祭と併せて毎年3月25日に慰霊祭が執り行われている。昨年は福田天満宮の桜(ソメイヨシノ)がほぼ満開に開花していたが、今年はまだ2分咲程度の状態であり、ここ数日は肌寒さを感じている。昨日(25日)は、9時から同社殿において「福田天満宮春季大祭」も執り行われた。慰霊祭終了後、空模様が怪しくなり今にも雨が降りそうな状況になり、総代の皆様方が手際よくのぼりなどを片付けていた。