長崎市の春のイベント長崎帆船まつりは、4月19日(木)から4月月23日(月)にかけて長崎港(長崎水辺の森公園・出島ワーフ周辺)において、「2018長崎帆船まつり」が開催され、観光丸(日本・全長65.8m、353トン)、みらいへ(日本・全長52.16m、230トン)、 パラダ(ロシア・全長110m、2,987トン)の帆船3隻が長崎港を出港し幕を閉じた。19回目となった今年の来場者は昨年比6万3千人増の27万5千人(長崎経済研究所調べ)、過去3番目の人出に恵まれた。今年は日本丸(日本・全長110m、12,570トン)、ドーントレッダー(日本・全長32.5m、132トンが開幕直前に相次いで不参加となったが、期間中の好転とマーチングフェスティバルにディズニーのパレードが加わり、目標の20万人を大きく上回った。
帆船まつり閉幕後、4月29日からゴールデンウィーク(GW)もスタート、観光地では様々なイベントが行われ多くの行楽客で賑わっている。長崎港には、クルーズ客船のダブル寄港が相次ぎ、4月29日はコスタ・セレーナ(114,000㌧、乗客乗員約4,800人、全長290m)とスター・レジェンド(9,900㌧、乗客乗員約370人、全長135m)が松ヶ枝岸壁・出島岸壁にダブル寄港した。2隻を比較すればスター・レジェンドは小さく見えるが、それでも全長は135mもあり、3月より日本寄港を含むアジアクルーズが実施されている。長崎港のクルーズ客船は見慣れているが、ダブル寄港は珍しく県内観光における観光消費額アップが見込まれ、地域経済の活性化が期待される。写真は黄砂?PM2.5 (微小粒子状物質)?の影響か霞んでいる。