長崎市議会運営委員会は、7月11日(水)から13日(金)の2泊3日の行程で北海道帯広市・釧路市の「議会活性化の取り組みについて」行政視察を行なうと共に北海道の伝統・歴史、地域の名物・観光名所など現地を訪れ、見聞を広めて来ました。北海道は、どの地域も開拓の歴史のなかで、碁盤の目のごとく道路は建設され、広大な畑作地の整備や河川の整備等、将来を見据えた都市計画がなされている事に先人達の知恵と苦労の足跡を感じたところです。釧路市での夕食は、北海道名物ジンギスカンと海鮮料理を食しましたが、新鮮さとボリューム感があり、北海道の食を堪能させて頂きました。
議会活性化の取り組みについては、ここ数年前から各自治体で議会基本条例が制定され、全国的に開かれた議会を目指し、政策形成能力の充実・強化や行政の監視機能の充実・強化、市民への議会報告(意見交換会)、分かりやすい議会への取り組み、議会改革など様々な取り組みが行なわれています。しかしながら、条例制定からまだ間もない中での手探り状態の取り組みのように感じました。長崎市議会基本条例は、平成23年5月2日に施行されてこん日に至っています。改めて、長崎市議会の基本理念と基本方針、市民と議会との関係、その他議会に関する基本的事項等を再確認しながら、他都市の状況を参考にしながら議会の活性化に努めて行きます。