全日本海員組合長崎支部に所属する組合員の皆様が、8月31日(金)15時過ぎから三重魚市場港から以西底引き網漁業に出港、台風の影響で帰港していた4組8隻の漁船を見送りました。今回の漁の期間は、1週間程度で帰港し水揚げしたらすぐ漁に出て行くとの事であり、大漁と航海の安全を祈念致します。ここ数年来、燃料費のアップ、魚価の低迷、食卓からの魚離れなど水産業の経営は厳しい環境にあります。以西底引き網漁業の振興については、今後とも、若年層の船員確保・育成、高度な漁労技術の伝承、老朽化した遠洋・沖合い漁船の新造船建造支援、原油価格変動を適切に魚価に反映出来る制度の確立に取り組むなど県や国に対して継続的な要請活動を行なって行きます。