長崎市議会は、3月4日(火)から12日(水)にかけて各常任委員会において陳情(6件)、条例(20件)、予算(25件)等の審査が始まりました、私は、今回、初めて総務委員会の委員長を拝命し、委員会の議事・進行を担うことになりました。前回までは、議会運営委委員会委員長として議会運営など1年間勉強させていただき、その経験が少しでも役に立てるよう、さらに努力しスムーズな議事・進行に努めたいと思います。写真は、さる1月28日に「第22回のもざき水仙まつり」を見学に行った際、本年7月15日にオープンする野母崎高浜海岸交流施設の建設工事を撮影したものです。昨日の総務委員会では、公の施設の指定管理者の指定について(野母崎高浜海岸交流施設)、議会の議決を経る必要があるため、公の施設の管理を行なわせるための審査を行い、交流人口拡大や地域活性化、地域との連携、地元からの雇用確保等、要望を付して可決されました。
また、平成27年登録を目指す「明治日本の産業革命遺産」端島(軍艦島)について、現在の島のシルエットを維持するために居住施設(5施設)を保存整備する場合の費用を約50億2千万円と試算し、所管事項調査で報告しました。これまで長崎市は、端島炭鉱の保存管理費用について、護岸、生産施設に加え、居住施設の整備や復元の有無によって4パターンの試算を示していたが、文化庁などから新たな試算の追加を求められていました。5パターンの保存管理費用は、最少11億円から最大158億円と幅があり、今後、保存整備計画のなかで検討されます。