10月1日の臨時国会で石破茂新総理が誕生、9日に衆院を解散し15日公示、27日の投開票を決め、各候補者陣営は本番に向けての準備を急ピッチで進めている。石破新総理は、代表選挙のなかで衆院解散は十分論議を尽くして「国民の信を問う」との見解を示していたが、総理になったとたん「手のひらを返して」早期の解散になる。自民党派閥裏金事件の対応や物価高騰対策を含む経済対策は置き去りにされた感じがする。内閣支持率は、各社世論調査で50%前後発足時としては高くないとの指摘もあるなかで、いよいよ解散総選挙を迎える。自民党裏金議員の選挙区での公認の在り方、政治とカネの問題、信頼される政治を求める必要がある。本日、新総理の所信表明、来週から代表質問が始まる。