2014年10月5日(日)長崎くんち「庭見せ」!

2014.10.3 五嶋町「庭見せ」朝夕の冷え込みを感じ、長崎ではシャギリの音とともに「長崎くんち(国指定重要無形民俗文化財)」を迎える時期となった。諏訪神社の秋季大祭「長崎くんち」は、6月の小屋入りから準備が進められ、10月3日の「庭見せ」、4日の「人数揃い(にいぞろい)」を終えて本番を迎える。10月7日(火)から9日(木)までの3日間、7年に一度巡ってくる「長崎くんち」、今年の踊町は興善町の「傘鉾・本踊」、八幡町の「傘鉾・山伏道中・剣舞・弓矢八幡祝い船」、万才町の「傘鉾・本踊」、銀屋町の「傘鉾・鯱太鼓」、五嶋町の「傘鉾・龍踊」、麹屋町の「傘鉾・川船」、西濱町の「傘鉾・龍船」となっている。
2014.10.3 銀屋町「庭見せ」一昨日の3日夕刻から、五嶋町、興善町、銀屋町へ足を運び、踊り町が本番で使う衣装や傘鉾(かさぼこ)、小道具・楽器、踊り町の出演者に送られたお祝品を並べて披露する「庭見せ」を見学した。「庭見せ」に目を奪われるものは、衣装はもちろんではあるが、お祝品の軽く7㌔は超える鯛や伊勢海老、おおきなざくろ・柿・栗など飾られ、本格的な秋の訪れを感じた。特に、鯱太鼓やお祝品が展示された銀屋町の「庭見せ」会場周辺は、多くの見物客で賑わい長い行列が出来ていた。くんちを前に踊町周辺やまちなかには、見物客や観光客らが多数訪れる、おもてなしの心で伝統行事を堪能してもらいたい。

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