9月に入って菅首相や自民党周辺では、自民党総裁選挙及び衆院議員選挙の解散を巡り、政局は活発になって来た。9月中旬にも解散に踏み切るとの観測が流れる中、菅首相は1日「最優先はコロナ対策、今のような厳しい状況で解散できる状況ではない」と明確に否定し、「総裁選の先送りも考えていない」と明言した。自民党の総裁選挙は9月17日告示、9月29日投開票が決定し、衆院解散総選挙は10月5日公示、10月17日投開票を軸に動き出しているが、政治の世界は“一寸先は闇”であり、何が起きるかわからない。二階幹事長の交代を含む党役員人事、一部閣僚人事も含めて交代の報道が流れている。衆議院議員の任期満了は10月21日、いずれにしろ総選挙は待ったなしの状況となっている。国会閉会後、私たちが応援する「西岡秀子衆議員」は、後援会の役員、県・市議団、支援団体・労組を中心に後援会加入運動、街宣活動、朝の挨拶、挨拶回りなど、精力的に活動を展開している。昨日(2日)は7時から三菱重工長崎造船所水の浦門前にて、私と西岡代議士両名で朝の挨拶を行った。
次に、中村県知事は9月2日臨時記者会見を開き、新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」の適用から1週間を迎える中、県全体の感染状況は改善傾向で推移しているものの、依然として新規感染者数、療養者数は県ステージ5の状況にある。佐世保市では、他の市町と比べ感染者数の減少ペースが鈍く、人口当たりの新規感染者数は長崎市の約2倍となっている。飲食店を中心に感染が拡大しており、飲食の場等における更なる感染防止対策の徹底が必要と呼びかけた。また、9月から学校等が始まり、教育や保育の場でのクラスターの発生を防ぐため、大人が節度ある行動をとり、外から家庭内に感染を持ち込み、子どもに感染させないよう要請した。中村知事は、「第5波収束に向け、今が正念場」と危機感を示し、感染要因の約半分を県外や飲食由来が占めていることから、県外との往来自粛、外出自粛、会食の自粛を改めて県民へ呼びかけた。