政治の世界は“一寸先は闇”であると「備忘録」に掲載したばかりの昨日(3日)、昼食時に菅首相は退陣する意向を示し、自民総裁選には立候補しない、6日に予定した党役員人事も実施しないとのニュースが流れた。前日までの菅首相発言からすれば、「驚きの前言撤回、突然の出来事、政権周辺で何が起きているのか」、何故?何がどうなったの?解散総選挙の行方は?等々、疑問点が脳裏を走り、政治の世界は“一寸先は闇”であると痛感した。総選挙の日程は流動的になるも、衆議員の任期満了は10月21日であり、いずれ投票日は決まって来る。このような政治状況の中、長崎市議会の総務、教育厚生、環境経済、建設水道の4常任委員会の議案審査が始まった。総務委員会では、財産の取得(消防ポンプ自動車)、長崎市住民投票条例、工事の請負契約の一部変更(長崎市新庁舎建設建築工事、空調設備工事、衛生設備工事、通信工事)についての議案審査及び所管事項調査を行った。
その概要を一部掲載する。財産の取得(消防ポンプ自動車)については、北消防署三重出張所に配置している消防ポンプ自動車が、配置後18年を経過し老朽化していることから、その代替えとして消防ポンプ自動車(水槽付)を取得するもの。現在、長崎市消防局消防ポンプ自動車(水槽付)の保有台数は21台、更新計画は概ね15年となっている。工事の請負契約の一部変更(長崎市新庁舎建設建築工事、空調設備工事、衛生設備工事、通信工事)について、主な変更の理由は各フロアの部署配置の決定に伴い部長室、書庫、中会議室等の配置やセキュリティ対策等が決定したため。議会機能整備検討会において、議員控室の配置、セキュリティ対策、トイレの配置変更、傍聴席の手摺等が決定したためとなっている。新庁舎の総事業費は264億円、当初契約額約231億1,811万円から約3億1,152万円増額(今回約1億8,181万円)、工事進捗率は54.3%計画通リに進み、令和4年4月には最上階までの躯体工事が完了する。