連合・原水禁・核禁会議の3団体は、8月7日(日)15時30分から長崎県立総合体育館・メインアリーナにおいて国内・海外から約4,500名が集うなか「核兵器廃絶2011平和ナガサキ大会」を開催しました。連合の古賀会長より福島第一原発事故について「放射性物質の放出、汚染で住民は避難を余儀なくされており、国と事業者は一日も早い収束に全力を挙げなければならない」との挨拶がありました。
大会では、被爆者の訴え・ピースメッセージ、高校生平和大使報告と決意など「戦争の悲惨さと平和の大切さ」を訴え、幅広い平和運動の構築と次世代への継承、被爆地長崎から「核兵器廃絶と世界恒久平和」を全世界に発信しました。アピールでは、国是である非核三原則を堅持し、「包括的核実験禁止条約」の早期発効、平和市長会議が提唱する「2020ビジョン」の実現など核兵器廃絶の具体的進展に向けた積極的役割を果たし、被爆者施策の充実を求める事を採択しました。