2021年6月7日(月)「太鼓・ドラの音を大空へ」!

福田地区自治会連合会・ペーロン保存会は、新型コロナ感染防止のため2年連続の中止を決め、単一自治会のペーロン大会(足洗ペーロン)も取り止めた。このような中にあって、福田東部ペーロン協会(大浜町、小浦町、福田本町、選手会)は、福田地区の伝統行事であるペーロンを継承・推進し、各町のペーロン保存会相互の親睦、交流を図ろうと、「舟津地区の川祭り」に合わせて、6月6日(日)10時から3地区の海岸線(波止場)で一斉に「太鼓・ドラ」を打ち鳴らした。本来であればこの時期、太鼓・ドラの音を聞きながら、地域の繋がり・絆の源となるが、長引くコロナ禍において何が出来るのかを考えて、太鼓・ドラの音で新型コロナ収束を祈願した。

福田地区のペーロンは、永禄5年(1562年)福田浦に停泊中の明船乗組員が大村藩主大村純忠に貿易を願い出ていた間、小船を下ろして舳部に龍首を飾り競漕したのが福田ペーロンの起こりと伝えられている。これまで地域の伝統行事であるペーロン大会を通じて、地域の絆づくり、青少年の健全育成など地域の活性化に努めて来た。大浜町自治会・ペーロン保存会では、同日9時45分から前日に設置した「川祭りの祭壇」の前で、五穀豊穣、大漁・航海安全、コロナ収束の祈願を行った。

 

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