第69回長崎市民美術展(市、市美術振興会など主催、長崎新聞社など後援)は、11月26日から12月3日(前期)まで長崎県美術館県民ギャラリー(出島町)で開かれている。前日備忘録に掲載した「福田本町趣味の作品展」に続き、「長崎市民美術展」の概要をアップする。前期市展では、南画、書、写真、工芸、ジュニア書写など一般部門とジュニア部門が展示され、長崎市長賞、長崎市美術振興協会賞、長崎市教育委員会賞など、創造性あふれる見事な優秀作が数多く並んでいた。同展には、一般8部門に計449点、中学生以下のジュニア部門(絵画、書写)に1万6,591点の応募があり、一般359点、ジュニア7,518点が入選入賞したと報道されている。
一般の入賞入選作品とジュニアの上位作1,791点を前期(12 月3 日まで)と後期(12 月5日〜13日)に分けて展示され、後期は日本画、洋画、水墨画、デザイン&クリエイティブ、ジュニア絵画となっている。コロナ禍の中、体温の検温、入場時に氏名・連絡先の記名、アルコール消毒、マスク着用など新型コロナウイルス感染症防止対策を十分に行い開催されている。展示品の中には三菱OBの先輩の写真や陶芸、書の部門では議会事務局の職員のご子息や、福田小学校生徒の作品も入選入賞していた。入場料は前後共通で一般300円、70歳以上200円、高校生以下と障害者は無料となっており、是非機会を見つけて生の作品をご覧ください。