大浜町自治会(井上重久会長)・大浜町ペーロン保存会(山田昭弘会長)は、6月11日(日)9時から大浜海岸において「大浜町自治会ペーロン大会」を開催した。開会式では、役員を代表して私から「地域の伝統行事であるペーロン大会を通じて地域のきずなづくり、青少年の健全育成など地域の活性化に努めて行きたい。大浦川を挟んで鯉のぼりを繫いだ、これを機にさらにマリナシティ自治会と絆を深めていきたい」、途中駆け付けた田上市長から「地域の伝統行事にはそれぞれの想いが込められている。地域の繋がりを広げてほしい」とのお祝の言葉が述べられた。
大会には、大浜町子ども会やコアマンションマリナシティ自治会からも参加を頂き、前夜の雨もあがり子ども達のペーロン体験も行った。また、白・青・赤のチームに分かれての地区対抗レースも大いに盛り上がり、総合成績は白チームが優勝、赤チーム、青チームの順となった。本年も福田東部地区の青年団、女性陣メンバーの加勢を受け大会に華を添えて頂いた。日頃から練習をしているため、櫂さばきも揃い海上を滑るように走っていた。昨日(11日)は雨の予報が出ていたため、役員は7時30分に集合し雨天対策をとる予定にしていたが、空には光が差し海上の波は穏やかなペーロン日和の中でレースが行われた。
少子高齢化の影響もありペーロン船の漕ぎ手不足に悩まされながらも、関係者の努力で今日まで自治会ペーロン大会が継続出来ている。大会の企画・運営など準備段階から後片付けまで、自治会役員・ペーロン保存会メンバーを中心に人集め、会場周辺の清掃、雰囲気を盛り上げる鯉のぼりの設営、打ち上げのバーベキューの準備など、大会を支えて頂いた関係者のご協力で無事終了する事が出来た。13時から後輩の結婚式に出席するため、会場を離れる際、昨年の参院選長崎選挙区から立候補した「西岡秀子さん」も応援と激励に駆け付けてくれた。大会を通じて、地域住民の親睦と交流を図り、コアマンションマリナシティ自治会との繋がりを深めた。