5月1日メーデーの日、桜町周辺を散策しながらメーデー会場に向う。長崎桜町郵便局前から旧市役所本館・旧市議会棟周辺を見渡せば、人の流れは少なく、旧庁舎解体工事も順調に進んでいる。解体工事の契約金は約4億7,203万円（消費税含む）、契約企業体は上滝・谷川建設工事共同企業体、工期は議会の議決を得た日から令和7年1月10日までとなっている。この跡地は、新たな文化施設の議論を進めてきたが、鈴木市長就任に伴い一旦計画を見直す論議になるも、当初の計画どおり、新たな文化施設の建設場所を旧市役所の跡地とする事を表明した。この地は、再開発が進む長崎駅周辺と市の中心部を結ぶ重要な立地にあるとし、文化施設だけでなくそれ以外の機能を加えた形で利用を検討する。施設の設計や運営は、市の財政負担軽減のため、民間の資本やノウハウを導入する検討が必要との見解を示している。
