2024年5月2日(木)「第95回長崎地区メーデー」!

長崎地区の労働4団体(連合長崎地協・長崎地区労・同盟友愛連絡会・長崎県中連懇話会)などでつくるメーデー実行委員会(塩田淑文実行委員長)は、5月1日旧県庁跡地グランドエリアにおいて3,050人が参加して「第95 回長崎地区メーデー」を開催した。主催者挨拶では、塩田連合長崎地協議長より「昨年の春季闘争で30年振りとなる高水準の賃上げを実現した。本年の春季闘争でも大手組合は満額を獲得、長崎の経済を支える地場中小組合では粘り強い交渉が続いており、物価高を超える賃上げを実現し、実質賃金をプラスに転じよう。政策制度実現に向けて、来る第50回衆議院議員選挙に勝利しよう」、高藤連合長崎会長より「物価、賃金、経済が安定的に上昇するためには適正な価格転嫁が不可欠。人材確保の観点からも公的支援が必要」と呼びかけた。

来賓祝辞では、西岡秀子衆院議員より「持続的な賃上げができる環境つくり、社会保険料の負担軽減、中小企業・非正規雇用等への賃上げ応援に努める」、大石県知事より「県民の生活を安定させる、誇りに思える長崎県をつくりたい」、鈴木市長は「力強い経済の再生を図る」との連帯の挨拶があった。メーデーでは、「すべての働く者の連帯で、自由で平和な世界と希望のもてる安心で豊かな社会をつくろう!」のスローガンや、メーデーは働く仲間が結集し、力を合わせ、心をつなげて、暮らしの底上げ実現を目指す。そして「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けて、志を同じくする全ての仲間との連携と連帯で取り組む宣言を採択し、ガンバロー三唱で働く者の意思結集を図った。

タイトルとURLをコピーしました