2010年8月28日(土)記念植樹と教育コース研修

記念植樹福州市は、国の歴史文化都市、福建省の省都であり、面積は1万1968平方キロ(長崎市の4.8倍)、人口は約670万人超(長崎市の15倍)の近代化が進んでいる街です。訪問団2日目、8月24日(火)7時に朝食をとり、8時に福州市閩江公園を目指しホテルを出発しました。8時30分から同公園で「福州市と長崎市の友好都市締結30周年記念植樹式典」が行なわれ、福州側約20名、長崎側全員(水産コースを除く)の参加のもと榕樹(カジュマル)が植樹されました。

福州市体育局植樹後、各グループに分かれ各研修コースに参加しました。私は、全国ペーロン選手権大会に福州市の体育局職員幹部16人と合同チームを編成した福州市体育局を表敬訪問し、あわせて体育学校の視察・意見交換会を通じ更なる交流を深めました。この体育学校は、オリンピック競技の23種目の教育コースが教えられ、日本とほぼ同様の6年(小学校)・3年(中学校)・3年(専門学校)の教育が行われ、児童数約1000名が教育を受けているそうです。

レスリングの練習当日は、試合形式の練習(バレー・バスケット・レスリング・トランポリン等)を見聞し、真に世界的視野にたった英才教育が行なわれていました。この練習風景を見ると、オリンピック・世界大会でメダルを受けるのは当然の結果(体育学校の出身者ワールドチャンピオン10数名超)であり、福州市あげての支援体制が構築されているのを感じました。日本の場合は、ごく一部の選手が候補者となり、合宿を行い各大会に出場し表彰を受けている事が正に快挙の出来事と思えました。(写真は将来の世界大会のメンバーと成り得る、中学校のバスケットの生徒の皆さんです)

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