2023年6月28日(水「観光資源の磨き上げ」!

長崎市議会の一般質問は、昨日(27日)も続行され5人が登壇した。私(井上)は、観光振興の「観光資源の磨き上げ」について質問を行ったので、その概要を掲載する。質問:市長は施政方針で、多種多様な魅力を十分に磨き上げきれてない、活かしきれていないと述べている。資源磨きは、これまでハード面は行政、ソフト面はDMOと民間など、役割分担をしながら、積み上げてきたが、市長はどういう視点・方向性を持って取り組んでいくのか見解を求めた。回答:私(鈴木市長)は、選挙公約「新長崎ビジョン」の柱の一つめに、「交流拡大と産業振興で、力強い経済の再生」を揚げた。経済再生のうち、特に即効性が高い分野である交流拡大は、新たなまちの基盤が生まれつつあること、インバウンドをはじめ交流の拡大が見込まれる好機を捉え、長崎の歴史、文化、自然、食、人などの魅力を掛け合わせることで、より活性化するものと考える。

5月31日「長崎の歴史を生かした夜景まちづくり」が都市景観大賞「夜景まちづくり活動・教育部門」で、国土交通大臣賞を受賞した。これは、平和の灯、ランタンフェスティバル、長崎夜市、夜景プロモーション活動等の夜景景観地域活動と夜景景観整備が約30年間に亘り、相互に連動しながら継続的に実行さたことが評価された。このように、官が行うハード整備だけでなく、民間事業者や市民も含めオール長崎で取り組むことが唯一無二の魅力になる。DMOの体制も整い、インバウンドの回復に向けて、「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業」や「観光再始動事業」など、資源磨きを支援する国の制度を十分活用しながら取り組みを進める。資源磨きは、これまで継続して取り組んできた積み重ねのうえに成り立つものと考え、従来の方向性は継続しながらも、SDGsなど時代のニーズに即した新たな視点も加えつつ、国との連携も密に魅力を顕在化していくとの答弁があった。

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