2021年6月6日(日)「長崎市の緊急事態宣言を解除」!

中村長崎県知事は6月4日、新型コロナの感染者が減少しているとして、長崎市に発令していた県独自の緊急事態宣言を7日までで解除すると発表した。知事会見のポイントは、長崎市の緊急事態宣言を解除し、ステージ「5」から「3」へ引き下げる。長崎市内における外出自粛要請、飲食店等への営業時間短縮要請(運動施設等への時短協力依頼)は6月7日(月)をもって終了する。佐世保市では夜の繁華街における感染事例が急増しているため、緊急的に包括検査を実施する。県全体の感染状況は、改善傾向で推移してきたが、直近ではその傾向が鈍化している。長崎市では全指標がステージ3以下の水準まで改善しているが、店舗以外での会食における感染事例や感染経路不明の割合が高いことから、リバウンドを防ぐため引き続き警戒が必要である。

次に、引き続きのお願いとして、不要不急の県外との往来自粛。大切な家族や同僚を守るため感染防止対策の徹底に最大限の注意を願う。大人数や長時間にわたる飲食を避け、マスク会食に努め、カラオケの利用は引き続き控える。県内全域の65歳以上を対象として「長崎県コロナワクチン接種センター」を設置し、長崎県庁(長崎市)、サンパーク吉井(佐世保市)の会場で、6月12日(土)から接種を開始するとしている。知事会見後、長崎市は「第33回長崎市新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を開き、緊急事態宣言後の市主催イベント等の取扱いについて、収容率、人数上限など見直し、感染対策を徹底し順次再開する。現在休館中の公の施設は、6月8日以降全ての公の施設を開館するが、カラオケの利用を控えるお願いが継続しているため、公民館・ふれあいセンター等において実施するカラオケ等の主催事業は当分の間中止するとしている。

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