長崎市議会は、11月17日「議会運営委員会」を開催、定例会の会期・付議事件等及び運営などについて協議を行った。12月議会では、令和2年度一般会計補正62億7,489万1千円の補正予算案、追加付議件含め条例改正7件、人事1件、予算5件、報告2件、その他24件が上程されることになった。主な補正予算は、令和元年度決算剰余金の一部を積み立てる財政調整基金へ16億17万9千円、庁内ネットワーク運営費に1億365万4千円、全天候型子ども遊戯施設設置予定場所にある既存建物8棟を解体する事業費に7,710万円、市営住宅敷地内に設置しているブロック塀をフェンスに等へ取り換える経費8,320万円、(仮称)長崎市三重中学校給食センター建設費30億4,021万4千円など計上されている。
条例改正では、デジタル技術の活用による施策を推進するための情報政策推進室を設置する「事務分掌条例の一部改正」、緑ヶ丘保育所及び仁田保育所の運営を民間移譲する「保育所条例の一部改正」、土地の減額貸し付けについて(中園町)、公の施設の指定管理者の指定について(長崎市民会館など)、工事の請負契約の一部変更について(長崎市新庁舎建設建築工事)は、土工事において大型で硬質な転石が多数存在していることが判明し、契約の金額及び工期を変更する議案などあげられている。定例会期は、11月24日(火)から12月11日(金)までの18日間と申し合わせ、議案審査・議決を優先し一般質問は12月8日(火)から12月11日(金)で15人が登壇の予定となっている。