2020年8月13日(木)「世界遺産の三菱占勝閣」!

三菱重工長崎造船所本館(6ビル)を見下ろす岩瀬道町に、所用のため立ち寄り、その際、「明治日本の産業革命遺産製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として世界遺産に登録された「占勝閣」方面にレンズを向けシャッターを切った。ホームページによれば、「占勝閣」は長崎造船所所長の荘田平五郎邸宅として、1903年に建設を始め1904年に完成したが、所長宅として使用されることはなく、迎賓館として使用されることとになった。占勝閣という名は、1905年に軍艦「千代田」艦長の東伏見宮依仁親王が宿泊した際「風光景勝を占める」をいう意味で命名されている。占勝閣は、洋風木造2階建で1階には食堂・応接室、2階には寝室やホールなどがあり、地下には厨房やイギリスから輸入された最高級の調度類が揃えられている。現在でも、三菱長崎造船所の進水式・引渡式の祝賀会、貴賓の接待などに使用されており、非公開施設となっている。

タイトルとURLをコピーしました