長崎県広域道路整備基本計画に位置付けられた「地域高規格道路長崎南北幹線道路及び西彼杵道路」の整備が進められている。そのうち、長崎南北幹線道路(茂里町から時津町野田郷まで、約7㎞の未整備区間)は、令和元年9月に有識者や地元関係者で構成する「長崎南北幹線道路ルート選定委員会」を設置し、概ねのルートやインターチェンジの位置など、令和2年3月に提言がなされた。その提言を踏まえ、具体的な道路計画にあたって、既成市街地の通過や地形的制約が多く、高架橋やトンネルの区間が多くあるなど技術的に難易度が高いことから、「長崎南北幹線道路技術検討委員会」を組織して、技術的な観点からの道路計画の検討が進められ、5月13日に基本計画(基本ルート、主な構造形式など)が了承された。これを受けて、長崎県は長崎南北幹線道路に関する都市計画の説明会を開催する。説明会の日時・場所は、先ず6月14日18時30分から県総合福祉センター大会議室で行われるが、長崎県庁都市政策課のホームページで確認できる。