2018年9月12日(水)「地域コミュニティの進捗状況」は?

一般質問(20回目)の概要を掲載する。質問:地域コミュニティのしくみづくりについて、モデル地区やそれ以外の地区の進捗状況、取り組みが進まない地区の課題は?回答:今年度は、式見、ダイヤランド、土井首、深堀、茂木、横尾の6地区をモデル地区として、まちづくり計画に基づく事業に取り組んでいる。モデル地区の状況と合わせ、話し合いを始める前の段階や、話し合いを始めた段階、まちづくり計画の実施に向けた段階などそれぞれ検証を行った。モデル地区以外の地域では、大園、香焼、戸町、西北、福田、北陽、晴海台、西町、野母崎樺島、西城山の10地区で協議会設立に向けた準備委員会がつくられ、それぞれの地域の現状の把握や、将来像、必要な取り組みについての話し合いが開催されている。

また、準備委員会設立に向け検討されている地区が31地区、検討に至っていない地区が30地区ある。検討に至っていない理由は、「地域コミュニティのしくみづくりについての必要性の理解が地区内で広がっていない」「他の地区の進み具合を見ながら判断したい」など地区によって様々である。そのような地区に対しては、地域の現状をしっかり聴いて、地域の実情を知ることから始めている、その上で、より多くの地域の団体や住民の皆さんに対する説明会の開催を促し、モデル地区の具体的な取り組みなど地域のニーズに合った支援を進めている。取り組みを進めている自治体でも10年以上かかって出来たという状況もあり、時間がかかっても、このしくみは将来を見据えたしくみであるとの信念をもって、一つひとつの地域に合わせて取り組んで行く、との回答があった。

タイトルとURLをコピーしました