1571年長崎にポルトガル船が入港して450年。長崎市は、県や長崎商工会議所、関係団体と「長崎開港450周年記念事業実行委員会」を立ち上げ、本年記念行事・イベント開催など準備を進め、長崎が育んできた歴史や文化、新たな海洋関連産業の育成・創出や、海の活かし方・楽しみ方など計画している。スタートアップイベントでは、4月23日から27日まで2年振りに「長崎帆船まつり」が、4月27日には長崎開港450周年記念式典及び長崎市出身の「さだまさしさん」の長崎みなとトーク（仮）など予定されている。今年の帆船まつりは、参加する帆船を国内5隻（日本丸・海王丸など）に絞り、会場入口での検温や、入場予約システムによる来場者数管理など、新型コロナ対策をしたうえで実施される。併せて、長崎歴史文化博物館では、4月24日から特別展「長崎開港450周年記念事業～ふたつの開港～」など、年間を通じて記念事業が行われる。
